この記事を読んで頂いているのは、今ご自身で会社経営をされていたり、フリーランスで活動されている方がほとんどではないでしょうか?
特に、そろそろ事務所を借りる時期だったり、移転を考えられている方が多いかと思います。
そしていずれの場合でも、固定費を1円でも安く収めたいというのは共通のお考えでしょう。
当社は名古屋で2000年にレンタルオフィスを開業し、今日まで様々なご入居者様にご利用頂いてきました。
あらゆる企業様とご縁がありましたが、事業を営んでいく上で当然経営には浮き沈みがございます。
これは当社も含め、例外なく言える事です。
そして皆様おっしゃるのが、結論として”固定費は無理をしないのが一番”という事。
それも、やっぱり人件費より先に削るべくは”家賃”です。
過剰に人件費を削る事は、仕事の質が下がるリスクに繋がります。
離職の原因にもなり、結果として効率も下がるでしょう。
しかし事務所の賃料は、昔と違い色々な選択肢が登場したので、いくらでも削れる時代になってきました。
この記事では、まだあまり知られていない「レンタルオフィス」という選択肢を選ぶ事によって、得られるメリットを紹介していきたいと思います。
まずいちばんに検討されるであろう、賃貸事務所を借りる場合と比較してた時に削減できるコストに着目して解説していきたいと思います。
貸事務所から移転してきた企業様も多数
先ほどもお話したとおり、当社はまだレンタルオフィスが今よりもずっと少なかった2000年に、名古屋で開業しました。
レンタルオフィスの特徴として、起業したばかりの方や少人数の企業様がメインのご利用にはなりますが、ありがたい事に開業時から今でもずっとご入居頂いているテナント様がいるのは珍しい事例かもしれません。
当社のテナント様の中には、移転して来られる前までは、マンションの一室を借りていたり、賃貸事務所を拠点に置いていた方も多数いらっしゃいます。
そういった方たちがよく口にされるのですが、レンタルオフィスを知らなかった頃は当然かかると思っていた経費が、移転した事で大幅にカットできて驚いたというお声です。
ではまず、賃貸事務所やマンションを借りる場合に発生してくる料金を具体的にあげていきましょう。
賃貸事務所やマンションを借りると発生する料金
賃貸事務所やマンションを契約すると、以下の料金がかかってきます。
- 敷金・礼金
- オフィス家具
- OA機器
- 事務スタッフの人件費
- 来客を招ける広さや外観・内装に伴った家賃
場合によってはこれだけで100万円以上の出費になるでしょう。
事業の内容次第では、納期までの足が長い方もいらっしゃいますよね。
そういった企業様は、特にランニングコストを抑えたいところだと思います。
キャッシュフローの悪化で賃料が払えずに事務所をたたむ事になってしまう事例は少なくありません。
ただ、それらの出費が選択肢一つの違いで大幅にカットできる事はまだまだあまり多く知られていないのです。
その選択肢が”レンタルオフィス”です。
では具体的に、レンタルオフィスを選んだ際のメリットをあげていきましょう。
レンタルオフィスのメリット
レンタルオフィスというと、貸し会議室だったり、時間貸しのオフィスを想像される方も多いようです。
でも実際は、賃貸事務所と変わらず、企業様の拠点としてご入居いただく事ができるのです。
レンタルオフィスのメリットは、主にこんなものがあります。
- オフィス家具が最初から揃っている
- OA機器も揃っている
- 受付がいる
- セキュリティが重厚
- 入居費用が安い
- 賃料が安い
- 会議室やフリースペースが使える
ざっと上げただけでも、一から事務所を借りる事と比較すると随分準備が整った状態である事が伝わりますね。
一つずつ掘り下げて説明していきます。
オフィス家具が最初から揃っている
ほとんどのレンタルオフィスが、収容人数に合わせたデスクとチェアが最初から設置されています。
一脚ずつ揃えていくだけで家具選びから搬入、もちろんその購入費用。
かなりの手間とお金がかかりますよね。
入居時だけでなく、退去の際も元々あった家具はそのままで出る事ができるので、引っ越しの荷物は大幅に少なくなります。
次にOA機器についての説明です。
OA機器も揃っている
複合機や裁断機、シュレッダーなどのOA機器も、ほとんどのレンタルオフィスは最初から設置してあるものを共同で使えるようになっています。
コピー代も、白黒で10円・カラーで50円の前後。
コンビニと変わらないので、高くつくことはそうそう無いでしょう。
次に受付サービスに関する説明です。
受付スタッフがいる
レンタルオフィスの多くは、受付スタッフが常駐しています。
来客応対や電話応対、荷物の受取や郵便物の手配など、簡単な事務作業はこちらにまかせてしまう事が可能なのです。
特に少人数でお仕事をされている方や、打ち合わせなどで出入りが多い企業様ですと、不在票が入る度に受取の連絡をするのは大きな手間になってきます。
その為に事務員さんを雇用されるのも、悩ましい選択になるでしょう。
レンタルオフィスであれば、そういった些細な人の手を借りたい瞬間、受付スタッフによるサポートが受けられるのです。
また、お一人でお仕事をされている方にとっては、ふと休憩する際の話し相手がほしい場面もあるかと思います。
日々挨拶を交わせる相手がいる事で、起業時の孤独感から少しだけ解放されるといったお声をいただく事もあります。
次に、設備のセキュリティ面に関するお話です。
セキュリティが重厚
レンタルオフィスはその多くがマンションや事務所よりもセキュリティに関して非常に重厚です。
ビル自体にセコムなどの高額なセキュリティサービスが入っていたり、入り口でセキュリティカードを持っていないとフロアに入る事もできません。
その上で各個室のドアにも鍵がかかっています。
ご自身で事務所を借りられる場合、一から警備会社の手続きをするのはなかなか面倒ですよね。
そういった手間も最初から省く事ができるのです。
入居費用が安い
コストのカットという面で言えば、そもそも入居の契約にかかる初期費用が断然変わってきます。
事務所やマンションの賃貸借契約ですと、敷金礼金として家賃の半年近い金額が当然のようにかかります。
しかし、レンタルオフィスの場合、入居費用の設定は非常に様々。
まれに6ヶ月分収めるオフィスもございますが、清掃料として1万円程度しかかからない事もあるのです。
当社も最初に三ヶ月分お預かりし、退去時に一ヶ月分お返ししておりますので、賃料によっては10万円以下に収まるお部屋もご用意しております。
では次に気になる賃料のお話です。
賃料が安い
賃料も驚くほど様々です。
高額な賃料のオフィスもあれば、ワンルームマンションよりも安いオフィスもあるのです。
当社の所在する名古屋ですと、近年名古屋駅周辺の大規模な再開発が進んでいます。
駅前の最新の高層ビルに入居しているレンタルオフィスは、やはり賃貸事務所以上の賃料がかかってきます。
具体的に言うと50万円以上のお部屋もございます。
しかし、そこから徒歩数分だったり、一駅離れただけのエリアには、3名以上収容できるお部屋が5万円〜10万円程度で借りられるオフィスもあるのです。
たまたま高い家賃のところだけを見てしまい、諦めて妥協される方もいらっしゃいますが、レンタルオフィスの賃料は貸事務所以上に幅広くなっています。
ですからご自身の予算にあったお部屋も、問い合わせ次第できっと見つかると思います。
会議室やフリースペースが使える
多くのレンタルオフィスが、会議室や応接室、打ち合わせスペースを設けています。
マンションを拠点にされる場合、家賃を抑えていくと、お客様を招く事ができないような作りの建物になってしま事があります。
来客が多いと、ある程度の広さも必要ですし、外観が会社の信頼に繋がるとも言えるでしょう。
レンタルオフィスはそういった部分でも、最初から来客スペースがあるので、ご自身の作業スペースの事だけ考えれば良いのです。
詳しく説明していきましたが、その他にもあげられるメリットは多々ございます。
その他のメリット
- ほとんどが駅チカに所在している
- 人が増えたら大きな部屋にそのまま移転できる→住所変更の必要が無い
- フリードリンクが用意されている
- コワーキングスペースで他の会社の友達ができる
- 女性だけの会社の場合、夜間防犯面の心配が減る
などのメリットがあるのです。
立地や資金の問題で、妥協して賃貸事務所を借りる必要は無い
レンタルオフィスはまだまだ完全に浸透しているとは言えません。
その為、この選択肢がある事を知らない方も多いのです。
- 駅からの距離が遠いマンションや、古い事務所を借りる
- 開業資金が膨らみ、キャッシュフローの問題で事務所を畳む事になる
- 来客を招けない故に移動が増え、仕事の効率が下がる
相当大きな人数を収容する規模で無い限り、これらの事例は、レンタルオフィスで賄えるものばかりです。
また実際に見学にいくと、ネット上には載ってないお得なキャンペーンをしているところも沢山ございます。
この記事を読み興味を持ったら、まずは見学に行ってみるのも一つです。
特にフリースペースを設けているレンタルオフィスだと、その場で休憩している人の雰囲気も見る事ができます。
当社も、ご契約の前には必ず直接内覧し、納得した上でご入居を決めていただくようにしております。
内覧のご予約は当日からでも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。